2017/9/28-29の日程で、グランフロント大阪で開催されるSmart Energy Japan WEST 2017というイベントに出展します。ブースは小間番号G-13, 神奈川工科大学 スマートハウス研究センターになります。
この展示会はエネルギーイノベーション2017, Aqua KANSAI 2017とも同時開催です。昨年は組み込み機器展とも同時開催で参加者6715名でした。私は去年も出展していて大盛況でした。今年はエネルギーオンリーイベントとしてははじめてで、5000名の参加が見込まれています。
昨年の様子
今年は神奈川工科大学教員・SonyCSL社員の二つの立場からこの出展にかかわっています。
神奈川工科大学教員としては大学から出しているオープンソース・商用利用可能なホームサーバーであるPicoGWの宣伝活動、そしてブース全体のとりまとめや企業へのお声掛け、さらにエコーネットコンソーシアムと一緒にエコーネットライトの普及に努めます。特にPicoGWの独特な立ち位置を利用した普及活動のため、Pico Communityという企業グループを立ち上げましたので、この活動もアピールしていきたいと思います。ハウスメーカーのように、スマートホームシステムを構成する個別機器に対する中立性が高い業種では、現在の家電メーカーやインターネット企業が主導するシステムは利用しづらい面もあり、そこに対する一助になればと思っています。また、ECHONET LiteをBEMS目的に用いることでコストカットできる可能性もあるので、その検討も行っています。
Pico Community関係では大和ハウス工業・NextDrive・クレステック・Autodesk・SonyCSLが出展します。今後のPico Communityの活動情報を受け取るには、Peatixのコミュニティをフォローしてください。
ソニーCSLの社員としては神奈川工科大学ブースの中に間借りをして、PicoGWの商用化バージョンとして開発したNanoGWをBEMS向けに応用するデモ、およびSonyの電子ブロックであるMESHとの連携動作を展示します。NanoGWは正確に説明すると経済産業省より委託を受けた三菱総合研究所からの再委託を受けた大和ハウスからの発注を受けて、Koozyt・クレステックとともに開発したもので、未公開ですが活発に開発を続けています。現在スマエコシティ つくば研究学園エコモデルタウンにて実証実験に供しています。
今回のデモでは、多数のECHONET Lite機器(エミュレーション)をNanoGWと接続し、そのWebAPIを用いてBIMのWebフロントエンドとして普及しているAutodesk Forge Viewerで可視化するデモを展示します。Koozytに手助けいただきました。
また、PicoGWのMESHプラグインを開発しましたので、そのデモも行う予定です。こちらもKoozytと、本家MESHチームに多大なサポートを頂いています!
グランフロント大阪にて9/28-29, 小間番号G-13, 神奈川工科大学 スマートハウス研究センター内です。
ぜひお越しください!
事前来場登録がお薦めです。