さくらのVPSに払っている金額が店頭価格とかなり食い違っていることに気づいたので問い合わせたら、新規契約しないと新価格にならないのと、乗換キャンペーンをやっていることがわかり、仕方なくサーバー引越しをした。今までより安くなって、プランは上のランクになる。
契約してみたらOSはCentOS6.9であった。
まずはWordpressを乗り換えようと思い、wpのサイトを見たところ、phpは7以上、mysqlは5.6以上が必須とのこと。普通にやっても入らないので、まずはそれを入れるところから。
php7の入れ方はここ。EPELとRemiを両方入れないとインストールできない。
nginxから使うにはphp-fpmも入れないといけないが、こちらもphp7用のを入れないといけない。ここを見ながら。
sudo yum –enablerepo=epel,remi,remi-php70 install php70-php-fpm
php70-php-fpmという名前。サービス立ち上げもいろんなところに間違って書かれているphp-fpmではなく、以下のようになる。
sudo /etc/rc.d/init.d/php70-php-fpm start|stop
mysql5.7も面倒。ここを見てやった。ページに従って旧バージョンをアンインストールしたら、postfixも消えた気がする。
php7ではphp-mysqlというのがなく、代わりにmysqli,mysqlnd,pdo_mysqlを入れないといけない。
mysqlのルートのパスワードをリセットして使うためにこの情報が有用だが、5.7の場合は password カラムの内容が authentication_string に移動したため、新パスワードの設定は
update user set authentication_string=password(“パスワード”) where user=’root’;
を用いる。ここ参照。あとで知ったが、rootの初期パスワードはどこかで調べられるらしい。
あと、パスワードの長さや文字の制約がデフォルトで厳しくなっているので、緩和するにはここ参照。
さくらのvpsでは、iptablesがまず実行され、その後にufwが実行されるらしいのでufwでいくらがんばってもアクセスできない(pingは通るのに、nginxにアクセスできない(no route to host)になることがある)。iptables -Fで一旦クリアできるが、セーブしないとダメ。ここ参照
/sbin/service iptables save
wordpress+phpはデフォルトで、ユーザー名apacheで走る。従ってwpフォルダのオーナーはapacheにしておくとよい(nginxにしないように)
WordPressのコンテンツ移行にはAll-in-One WP Migrationがよい