スマート食器プロジェクトは、子どもの指の発達を、食器の使い方の面から定量化する目的で行っています。
まずは、握りの様子を取得するための、感圧センサー付きスプーンを開発しています。コクヨの「しゅくだいやる気ペン」の加速度センサーが、感圧センサーにおきかわったようなもの、と言えばわかりやすいかもしれません。



この写真は初期バージョンで、2018年11月ごろ、大和田が試作したものです。取り外し可能な筐体は3Dプリントで作成され、感圧センサーは今はもう販売されていないLightblue Beanに接続されていましたので、電池内蔵で、これだけで無線通信も可能でしたが、くらき永田の園長先生から、この形状では子どもが変な持ち方をしてしまうかもしれない、と言われ、現場に投入することなく終わってしまいました。

基盤設計から自分でやらなければ、なかなかこれ以上小さくすることは難しいと思いますが、いつか再起動したいと思っていたところ、岩崎学園の学生さんが手をあげてくれたので、現在は学生プロジェクトとして進めています。

 

上の写真は、学生版の最新版です。