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大和田 茂

保育テック プロジェクトリーダー
・博士(情報理工学, 2005年 東京大学 博士論文 審査結果
・保育士(令和元年度保育士試験 後期 合格
・学士(教養, 2012年 放送大学卒業研究発表資料
テック系バイオリン弾き コンクール結果
トイハッカー

 
2005年ソニーCSLに入社。三次元CG、スマートハウスの研究開発に従事したのち、保育研究の可能性に気づき、2020年保育士資格取得。不定期に保育士として働きつつ、保育現場に役立つテクノロジーの研究開発を進める。各所で非常勤教員をつとめ、後進の育成にも力を入れている。

現所属

著書:   翻訳: 

研究業績リスト
主な成果PicoGW/NanoGW/Kadecot/萌家電/OpenECHO
コミュニティHoikutech, トイハック同好会, おうちハック同好会
その他:Qiita / GitHub会社 / GitHub個人

プロフィール


基本的にユーザーインターフェースの研究者。「ユーザーインターフェース」というのは、システム(通常はコンピュータシステム)と人間の間の関係性(要は使い心地や、その効果)を研究対象とするもので、「何の」ユーザーインターフェースかは、研究者ごとに様々である。私は、学生時代は三次元コンピュータグラフィックスのユーザーインターフェースの研究を行っていた。しかしSony CSL入社後、CG研究の未来に不安を感じ、しばらくフラフラしていた間に作った家電妖精アプリ「萌家電」が色々な意味で話題に。これは家電のユーザーインターフェースを対象とした作品である。これをきっかけにスマートハウスに携わったが、だんだん派手なアプリよりも地味な裏のシステムに関心が移り、Kadecot (Android用デバイスゲートウェイ), OpenECHO (オープンソースのECHONET Liteミドルウェア), PicoGW (Node.jsによるデバイスゲートウェイ), NanoGW (PicoGWと連携するクラウドシステム)などを開発。そのうち保育園とのかかわりができ、研究対象としての保育に大きな魅力を感じ、現在は研究対象を保育に絞っている。現場感覚がないまま研究を進めることに困難を感じ、令和元年度後期保育士試験合格。パート保育士としても活動中。スマートハウス時代に作ったPicoGWやNanoGWは、保育目的にも生かせるものに転用中なのに加え、PicoGWは安価なmodbusゲートウェイとして見初められ、現在、工場やBEMS向けに応用されている。


役割

外部予算獲得実績

fy2022-2024 国立研究開発法人 科学技術振興機構 未来社会創造事業 JPMJMI22H3 次世代情報社会の実現領域 探索研究「ケア現場の当事者と専門家の共創を可能にする メタバースプラットフォームの実現」研究代表者:中谷桃子 主たる共同研究者として 500万円
2022 同志社大学 赤ちゃん学研究センター 計画共同研究
「VRを用いた保育コーチングシステムの試作」
40万円
2022 2019年度「植山つる児童福祉研究奨励基金」研究A(自主研究)
「乳幼児のための機能獲得玩具の開発」研究申請者: 高見 由子 共同研究者として
20万円
2017 (後) 大和ハウス工業 委託開発 600万円
2017 (前) 大和ハウス工業 委託開発 500万円
2013 神奈川工科大学 委託開発 300万円
2012 神奈川工科大学 委託研究 200万円
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